ドメインパワーが全然上がらないんだけど・・・。
ブログを始めたけど、何度調べてもドメインパワーが0のまま動かない・・・。
そんな悩みを抱えている人も多いと思います。
私も半年ドメインパワーが0のままでしたが、ある施策をすることで2か月半で7.0まで一気に上げることに成功したので、その方法を伝授します。
この記事を読んだらすぐに実践可能です!
- ドメインパワーの重要性
- ドメインパワーの上げ方
そもそもドメインパワーとは?
ドメインパワーはサイトの強さの指標
ドメインパワーはブログやサイトの「強さ」を表していて、数値が高ければ高いほど投稿した記事がすぐにインデックスされたり、検索上位に表示されやすくなります。
ちなみに一番ドメインパワー強いのは「Google」で、こちらが指標になります。
「note」や「食べログ」がそれを追う感じです。
逆にいうと、ドメインパワーが強ければ記事の質が悪くても上位に表示されることもあるというのが現実。
ドメインパワーを強めることがサイトの信頼性を上げることになり、結果検索上位性が増してサイトへの流入をアップさせることに繋がります。
同じ質の記事を書いても、ドメインパワーの数値が強い方が良質なサイトと判断されるので、ドメインパワーは強いに越したことはありません。
つまり良質な記事を意識しながらもドメインパワーを意識することが「SEO対策」において超重要。
実際にドメインパワーの計測方法を教えます。
ドメインパワーの計測方法 その1
ドメインパワーの計測方法はいくつかありますが、一番簡単な方法は「アクセスSEOツールズ」のパワーランクチェックツールで計測することです。
サイトにアクセスして自分のブログやサイトのURLを入力するだけで、現在のドメインパワーがすぐに確認できます。
パワーランクチェックツールでの測定結果がこちらです。
SEO対策のある施策を行う事で2ヶ月半で0だった数値が確かに7.0まで上がっています。
「www」のありなしで数値が変わることもあるので、URLは正確に入力しましょう。
パワーランクチェックツールは登録なしに利用可能ですが、1日3回までの制限があります。
ドメインパワーの計測方法 その2
もうひとつの方法は「MOZ」を利用することです。
MOZはサイトの現状を分析するための様々なメニューが用意されている、世界的支持を得ているSEOツールです。
代表的な機能として以下のようなものがあります。
- Keyword Explore(キーワード分析)
- Link Explorer(ドメインパワー測定)
- MOZ Bar(chrome機能拡張)
ただし「MOZ」はアメリカの企業が開発したSEOツールのため、ページが日本語対応していません。
なのでここではドメインパワーを測定できる「Link Explorer」の使い方の手順を説明します。
①アカウントを作成
サイトの右上の「Log in」をクリックします。
するとログイン画面になるので「Create an account」をクリック。
するとアカウント作成画面になるので、メールアドレス、表示名、パスワードを入力してチェックを2箇所入れ「Creat aaccount」をクリックします。
すると、登録したメールにアカウントのアクティベート連絡メールがくるので、「Activate Your Account」をクリックすることで登録完了です。
これで「MOZ」の利用準備完了!
②ログインして「Link Explorer」を使う
登録したアカウントでログインし、「Free SEO Tools」から「Link Explorer」を選択。
「root domain」の部分にサイトのURLを入力すると、4つの項目が表示され、その中の一番左「Domain Authority」がいわゆるドメインパワーにあたります。
「パワーランクチェックツール」では「7.0」でしたが、「MOZ」では「9」という結果になりました。
「パワーランクチェックツール」と「MOZ」で数値差がありますが「MOZ」の方がリアルタイム性が高い気がします。
また「MOZ」はドメインパワー以外にも以下のようなドメインパワーに関する項目がチェック可能。
項目 | 内容 |
---|---|
Top followed links to this site | 被リンク先のドメインパワー |
Top pages on this site | サイト内の記事単位のドメインパワー |
Top anchor text for this sit | アンカーテキストの数 |
Linking Domains by DA | 被リンク先のドメインパワー毎の割合 |
このようなSEOに関する情報のきめ細やかさが「MOZ」を使うべき理由です。
被リンクについての詳細確認は「MOZ」一択です。
初心者がドメインパワーを効率良く上げるには?
ドメインパワー測定方法がわかったので、まず自分のサイトのドメインパワーを調べてみてください。
ブログ立ち上げ後すぐの場合おそらく0に近いでしょう。
無理もありません、ドメインパワーは簡単には上がらないもの。
しかし次に紹介する7つの項目を意識することで、各段にドメインパワーが上がりやすくなります。
- ブログを継続する
- 一定の更新頻度を維持する
- 記事数を増やす
- 記事数のクオリティを上げる
- 記事の文字数を増やす
- 有料テーマを使う
- 被リンク数を増やす
こちらも順に紹介していくよ。
①サイトを継続する
ドメインパワーの指標の一つに「ドメインの古さ」があり、つまりサイト設立からの期間が長いほど、ドメインパワーがつきやすい傾向にあります。
なので4年5年と運営しているブログなどは、開設したばかりのブログに比べて有利になります。
サイト運営を長く継続した方が、ドメインパワーがつきやすい。反対に始めて数ヶ月のブログはどうしてもドメインパワーがつきにくいです。
この点は運営歴の浅い人にはどうしようもない部分ですが、裏技的に中古ドメインを購入するという手段もあります。
新規でドメインを取得するのではなく、以前に誰かが利用している(または利用していた)ドメインを購入してサイトを運営する方法。被リンクやドメインパワーが引継げる反面、ドメイン名は決められない。
ただし中古ドメインを使用する場合は、返金保証のある中古ドメイン販売サイトにて購入しましょう。
これは中古ドメインのリスクとして、過去のペナルティなども引き継いでしまうリスクがあるためです。
②記事の更新頻度を上げる
更新が長い間止まるとドメインパワーが下がることもあり得るので、最低でも月に一本二本は記事を更新したいところ。
現状このブログの場合、月に3〜4記事、多いときでも10記事ぐらいの更新頻度で運営しています。
更新頻度を上げることは結果記事を増やすことにも繋がるのでSEO対策としては一石二鳥です。
毎日更新しているブログやサイトはドメインパワーの上がる速度も速いようです。
③記事数を増やす
記事数を増やすと2つのメリットがあります。
- 検索キーワードと関連性の高い記事が多いと検索エンジンの評価が高くなる
- 記事同士を内部リンクで繋ぐことによる滞在時間のアップ
キーワードの検索結果から訪れた人に多くの関連記事を提示できるサイトは、滞在率が上がるり検索エンジンからの信頼性が高まるので結果ドメインパワーの上昇につながります。
このサイトも100記事に近づいたあたりから急にドメインパワーが付きはじめました。
ただし質の低い記事を量産するのは逆効果なので、あくまで良質な記事を増やすということが必要。
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
一見難しそうな用語ですが、「E-A-T」についてはGoogleがスターターガイドにて明言しています。
ユーザーが安心してアクセスできるサイトは、信頼できると感じられるサイトです。評価の高いサイトは信頼できるサイトです。特定の分野で専門性と信頼性に対する評価を得られるようにしましょう。サイトの運営者、コンテンツの提供者、サイトの目的を明確に示してください。
検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド
専門性と権威性がサイトの質を向上させます。サイト内のコンテンツは、そのトピックの専門家が作成または編集するようにしましょう。たとえば、専門知識や豊富な経験を持つ情報発信者が書いた記事であれば、ユーザーは記事の専門性を理解できます。
検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド
運営者の情報、サイトの方向性をはっきりすることで信頼性を高め、他のサイトにないオリジナリティのある内容を心がけることが重要になります。
運営者の情報は案外あいまいにしがちだけど、より具体的に明記した方が良さそう。もちろん書ける範囲でOK。
「画像が最適化されている」「モバイルフレンドリーである」「alt属性が設定されている」なども記事のクオリティを上げる要素となります。
⑤記事の文字数を増やす
記事の文字数を増やす理由は、文字が多い記事の方が情報量が必然的に多くなるからです。
具体的に何文字以上必要と決まっているわけではないですが、それなりの内容を伴う文字数となると最低でも4000文字前後は必要です。
ちなみに私の場合6000〜8000文字ぐらいで、多い時は10000文字を超えることもあります。
文字が多い記事は自然と情報量が多くなるので、滞在時間が長くなり直帰率も改善します。
結果として検索エンジンの評価を高めることにつながります。
⑥有料テーマを使う
実はワードテーマの種類によってSEO対策で優越がつくということはほとんどありません。
しかし有料テーマには無料テーマにはない機能やデザイン性を備えているので、作業時間短縮や見た目の良さ、ページ読み込み速度などに寄与します。
無料テーマでも「COCOON」のように有料級のテーマもあります。私は「COCOON」から「SWELL」に乗り換えました。
作業効率の良い有料テーマとしてイチオシは「SWELL」で、このブログも「SWELL」で作成しています。
ワードプレス有料テーマ初めての人も、他の有料テーマから乗り換えの人もブロックエディターならコレ!テーマ移行もスムーズに行えるプラグイン付きも嬉しいです。
⑦被リンク数を増やす
ドメインパワーを上げる作業の中で、もっとも有効なのが被リンクの獲得。
被リンクとは自分のサイトやブログが他のサイトにリンクされることです。
被リンクが多い記事は有益度の高い情報として検索エンジンから評価されます。
⑦被リンク数を増やす
ドメインパワーを上げる作業の中で、もっとも有効なのが被リンクの獲得。
被リンクとは自分のサイトやブログが他のサイトにリンクされることです。
被リンクが多い記事は有益度の高い情報として検索エンジンから評価されます。
ただし被リンクは原則狙って得られるものではないので、良質な記事を発信し続けることを心がけよう。
良質な記事とは、読者の悩みや疑問、不安を解消するような記事だと考えます。
0だったドメインパワーを一気に上げた方法とは?
ドメインパワーを上げるのに重要な被リンク獲得は、狙って得れるものではないと前述しましたが、実は被リンクを無料で獲得する方法があります。
具体的には以下の3つ。
- メディア系の無料サービスに登録
- 他サイトへ寄稿
- 企業へ被リンクをお願いする
これを実践することで、それまで上がらなかったドメインパワーを劇的に上げることに成功しました。
メディア系の無料サービスに登録
世の中には無料で利用できるブログやホームページなどのメディアが多数存在します。
無料のサービスでアカウントを取得して自分のプログURLを登録したり、簡易ホームページを作成して自分のサイトへの誘導リンクを貼ります。
以下に紹介するサービスはドメインパワーが強く、被リンク対策として有益なサイトです。
特に「ペライチ」「note」「はてなブックマーク」は効果が高い感じがします。
どれも無料で登録できるものばかりなので、できるだけ登録しておきましょう。
他サイトへ寄稿
他のサイトで掲載記事を募集しているのを見かけることはないでしょうか。
記事を投稿者から募って掲載しているサイトは、記事の最初または最後に「この記事を書いた人」という形でプロフィールを紹介してもらえます。
ただし注意点があります。
自分のブログなどに掲載している記事をそのまま全文転載として寄稿するのは危険です。
同じ記事がウェブ上に存在すると、コピーコンテンツとみなされてGoogleのペナルティ対象となる可能性があります。
なお、以前からお伝えしてきたように、独自コンテンツや付加価値のないアフィリエイトサイトは、今回のアルゴリズム変更と関係なく ウェブマスター向けガイドライン 違反となりますので、検索順位が下がることがあります。また、無断複製されたコンテンツ も同様にガイドライン違反になることがありますのでご注意ください。
Googleウェブマスター向け公式ブログ
他サイトへ寄稿するならオリジナルコンテンツを提供する必要があるね。
被リンクをお願いする
これはハードルが高いように思うかもしれませんが、意外に狙い目の手法です。
例えばブログに企業から商品やサービスの依頼を受ける機会があるのであれば、記事を書く代わりに依頼企業のHP等でブログ記事を紹介してもらえないかお願いしてみることです。
元々企業側から声をかけてもらっているので、うまくすると紹介してもらえるかもしれません。
企業HPはドメインパワーが高いことが多く、被リンクをもらうことができればドメインパワーが一気に上がる可能性があります。
ガジェット系ブログの人などは、企業からの依頼が結構あると思いますので、チャンスがあれば狙っていきましょう。
また、TwitterなどのSNSではブログ紹介企画が開催されていることがあるので、そのような企画に参加することでも主催者のサイトで紹介され被リンクを得ることができます。
それでもドメインパワーが上がらない時は?
メインパワーを上げるための方法を紹介しましたが、それでも上がらないこともあるでしょう。
実際に私もドメインパワーが上がり出すまでに半年と相当時間を要した人間です。
そんな経験則から分かる対処法を紹介します。
記事同士の内部リンクを見直す
ブログを書き進めるとどうしても方向性がバラバラになりがち。
特にジャンルや記事の数が増えるてくると、何が強みのサイトなのかわからなくなります。
この点は私も現在進行中で相当悩んでいます・・・
さらに記事が増えることにより記事同士の内部リンクを増やして回遊性を高めようとするあまり、内部リンクが煩雑になり、関連性の薄い内部リンクが増えたりしてしまいます。
なので定期的に内部リンクをクリーニング、つまりサイトの構成を見直すことが重要です。
特化ブログを目指す
私のブログはいわゆる「雑記ブログ」というジャンルです。
扱うジャンルが5つほどあるので、検索エンジン的にも雑記ブログという扱いでしょう。
しかし雑記ブログの場合、ジャンルを特化したサイトに比べてドメインパワーが上がりにくいです。
これは「E-T-A」の内、専門性が低くなるためでしょう。
実際私のブログも各ジャンルに記事が分散しているので専門性は低いと言えるのでしょう。
早くドメインパワーを上げたいのであれば、扱うジャンルを絞った特化ブログを目指すか、もしくはサイト立ち上げ初期は一つのジャンルに絞って記事を量産し、徐々に他ジャンルへ広げる「半特化ブログ」の形が良いです。
記事を精査する
過去に投稿した記事で、数ヶ月以上経っているにもかかわらず検索順位が100以内にも入らない記事があったとします。
そのような記事は次の可能性が考えられます。
- 記事内容の質が低い
- そもそも需要がない
記事の質は定期的なリライトにより向上できますが、リライト後も全く流入がない場合はそもそも検索の需要がない可能性が高いです。
この場合、類似の記事に統合するか思い切って記事自体を削除(または下書きに戻す)しましょう。
雑記ブログの場合でメインジャンルの記事でない場合は特にです。
上がらない時はひたすら待つ
解決策というよりは「果報は寝て待て」な考えです。
紹介してきた施策を行ったとしても、ドメインパワーに反映されるまでの時間は人それぞれ。
定期的な更新を怠らず良質な記事を蓄積していくことで、やがて必ずドメインパワーは上がります。
1年半上がらなかった私が言うのだから間違いなし。気長にまちましょう。笑
ドメインパワーだけがすべてではない
ドメインパワーは確かにSEO対策の上でとても重要な要素ですが、仮に低くてもアクセスを集めることは可能です。
事実、ドメインパワーがゼロの状態でも私も月15,000〜30,000PVを安定的に記録してきました。
記事の質が高ければドメインパワー関係なしにこれぐらいは可能!
特にドメインパワーが低い間は、徹底的なキーワード選定が検索エンジンでの上位表示にマストとなります。
記事をコツコツ書いていくことが結局近道!
ドメインパワーを上げる方法について紹介しましたが、要はサイトへの訪問者のウォンツに応えることが一番大切です。
その点を意識して記事を更新していけばいずれドメインパワーは必ず伴ってきます。
焦らずに頑張りましょう。
- 諦めずにブログを継続!
- 一定の更新頻度を保て!
- 記事の数を増やせ!
- 記事の質を上げろ!
- 文字数は4000文字以上!
- 有料テーマへの投資は惜しむな!
- 被リンク獲得のための行動をしろ!
- やることやったら待て!
以上になります。
ワードプレス有料テーマ初めての人も、他の有料テーマから乗り換えの人もブロックエディターならコレ!テーマ移行もスムーズに行えるプラグイン付きも嬉しいです。
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