ブログで稼ぎたい!売れる文章の書き方って?
ブログで稼ぎたいけど、記事がうまく書けない。
そんな悩みを抱える人は多いと思いますが、実はモノやサービスを売るのに適した「セールスライティング」という手法があるのを知っていますか?
「セールスライティング」には決まったフレームワークをがあるので、マスターすれば誰でも人の心を動かす文章が書けるようになります。
セールスライティングを学べばブログ以外でも様々なシーンで役立ちます!
この記事を最後まで読んで「セールスライティング」を理解し、ぜひ実践しましょう。
- セールスライティングとは
- セールスライティングの代表例
- セールスライティングテクニック
読者を買う気にさせるセールスライティング
そもそも「セールスライティング」とは、読者に「この商品を使ってみたい」と思わせ、購入を促すような魅力ある文章構成のことを言います。
良く似たものとして「コピーライティング」と比較されますが、「セールスライティング」と「コピーライティング」は似て非なるもの。
またブログなどWebにおける文章の場合には「SEOライティング」と呼ばれるライティング技法も存在します。
セールスライティングとコピーライティングの違い
セールスライティングとコピーライティングの最も大きな違いは、その目的にあります。
セールスライテングは「商品を売る」ことを目的するのに対し、コピーライティングは「良いイメージを作る」ことを目的とします。
その役割の違いから、一般的にセールスライティングは読者の興味喚起を促す段階を踏んだ長文、コピーライティングは端的にブランドイメージを向上させるキャッチーな短文になります。
コピーライティングはいわゆる「キャッチコピー」と捉えるとわかりやすいです。
セールスライティングとSEOライティングとの違い
セールスライティングに対してSEOライティングの位置付けは、検索エンジンにおける「上位表示するためのテクニック」と言えます。
検索エンジンで上位表示する=「Googleが推奨する形の記事を書く」ことに他なりません。
よってSEOライティングとは、Googleの検索エンジンに評価されやすい型に則って記事を書くテクニックということになります。
SEOライティングは、Googleの検索ロボットがクロールした時に最適化されていると認識させるためのものです。
セールスライティングの代表的フレームワーク
モノを買ってもらうためのセールスライティングですが、これは読者の行動心理を掴み、購買まで導くマーケティング手法でもあります。
なので、セールスライティングは購買行動へ促す過程をステップ化したものになりますが、いくつかのフレームワークが存在します。
ここでは代表的なパターンを3つ紹介します。
- PASONA(新PASONA)の法則
- PREP法
- BEAFの法則
モノが売れる文章のほとんどがこれらの手法にもとづいて書かれているので、マスターすればスムーズに文章が書けるようになります。
それでは具体的に見ていきます。
PASONAの法則(新・PASONAの法則)
「PASONAの法則」はトップマーケター神田昌典氏によって発案された法則で、不安や悩みを解決する商品やサービスのセールスに向いている手法です。
売れる文章を分析した結果、5つの要素に分類されました。
- Problem:問題
- Agitation:煽り
- Solution:解決
- Narrowing Down:絞り込み
- Action:行動
① Problem(問題提起)
まずは読者の抱える問題点を指摘します。
ユーザーが現状抱えている悩みや悩みを浮き彫りにして自分ごととして改めて認識させます。
例
会社勤めしているけど、給料が上がらないと悩んでいませんか?
問題提起をすることで、読者自身も気づいていない潜在的な困りごとも認識させることができます。
② Agitation(煽り)
問題を明確にしたらその深刻さを説明し煽ります。
煽るという言い方はちょっと乱暴ですが、要は「このままだと損をする」「行動しないと現状は何も変わらない」ということを強く読者に意識をさせる過程となります。
例
頑張って成果を上げたら給料が上がると思ったら大間違い。そもそも日本は20年以上デフレーションが続いていて物価が下がり企業の利益は減りっぱなし。現在の日本の構造上、会社員をしていても給料が上がるはずないんです。
現状が続くと将来が何も変わらないか、最悪今よりも悪くなることを説きます。
ちなみに「Agitation」の工程は、新・PASONAの法則において「Affinity(親近感)」という形に進化しています。煽るのではなく悩みを共感する形が近年では主流ですが、場合により使い分けましょう。
③ Solution(解決)
この時点で読者は問題を解決しなければならない、と強く意識しだしています。
ここで問題を解決するための具体的な商品・サービスを提示します。
実際に筆者が使った感想や、他人の口コミ、数値データによるエビデンスなどを交えながら、商品を使うメリットを提示することで読者からの信頼感を得ることが目的です。
例
この問題を解決するには、労働収入というものに固執せず資産収入を形成する必要があります。つまり副業で新しい収入を作ることが大事。数ある副業の中でもおすすめなのは、ブログアフィリエイト。なんといっても初期費用をほとんどゼロで始めることが可能です。
あくまでも○○のような解決策がある、と言う提示でだけ。この時点では売り込みは必要ありません。
④ Narrowing Down(絞り込み)
前段の「Solution」で具体的な解決策を提示し終えているので、ここからクロージングへ向かいます。
対象となる読者や期間、個数などを限定することで今動くべき理由を伝えます。
これにより問題解決には今すぐ行動しなければ損をするという感情を湧き立てることができます。
例
時間のないサラリーマンでもスキマ時間を使って正しくブログを運営することで、1年後には月5万円を稼ぐこと可能です。といってもブログ稼ぐにはある程度時間がかかります。今ならドメイン代が無料でノーリスクで始められるので、迷っている暇はありません。すぐに始めれば始める程、稼げるまでの期間が短くなります。
人間は「○○名様限定」「○○個のみの生産」「今だけ無料!」など限定性や緊急性のあるものに弱いですよね。
⑤ Action(行動)
最後は読者が購買行動を起こすための後押し、クロージングです。
この時点で読者は行動することで得られる明るい未来を理解しているはず。
商品・サービスがもたらす未来や損失の回避、打開できる現状をより具体的に提示してあげましょう。
例
もしブログで月5万円安定して稼げるようになったら、たかが5万と侮るなかれ、確実に生活が変わります。
・いつもなら我慢していたコンビニスイーツを値段を見ずに大人買い
・映画が好きにはたまらないVODサービスに複数加入
・毎週1回はちょっと高めのランチを楽しむ
などなど、5万円月収が増えるだけで、やれることが無限に広がります。
さあ、今すぐブログを立ち上げましょう。今から説明する手順どうりにやれば1時間後にはブログのオーナーになれますよ。
ここではキャッチーなコピーを入れることでアクションの後押しの手助けになるのでぜひ考えてみてください。
PASONAの法則の特徴まとめ
PASONAの法則は、商品のLP(ランディングページ)やメルマガやLINEなどのセールスレターによく使われ、段階的にマインドに訴えかけるのに適したフレームワークです。
PREP法
「PREP法」は「PASONAの法則」に比べるとよりシンプルで、読みやすく共感しやすい文章構成のお手本のようなものです。
お悩み解決系よりもどちらかというとノウハウ系などに有効です。
- Point:要点(主張)
- Reason:理由
- Example:具体例
- Point:要点(まとめ)
具体的にみていきます。
結論
「PREP法」ではまず初めに結論を述べます。
初めに自らの主張を結論づけることでなぜこの結論に至るのかという、聞き手の興味関心を惹くことができるので、論理的展開に持っていきやすく説得力が増します。
例
何かを学びたいと思うなら、プログラミングを学習することをおすすめします。
とにかくシンプルに、はっきりと結論を述べるのが大切です。
理由
冒頭に結論を簡潔に述べたら、次はその結論に至る理由述べます。
理由を述べる時はできるだけ客観的なデータ、国や専門機関が発表している統計データをもとに理由を述べるとより信憑性がまして読み手の共感を得やすくなります。
例
プログラミングをオススメする理由はズバリ将来性。2030年にはIT人材の不足が40万人~80万人にも達するという予測が経産省からも発表されており、ITスキルを身に付けることは社会的な人としての価値を高める一番の近道になります。
結論に対して、「なぜなら○○だからです。」にあたる部分。理由が弱いと説得力が激減するので注意です。
具体例
理由を述べた後は、その実現方法をできるだけ具体的に提示します。
この時点で、冒頭の結論を実現するための最適かつ最短の方法を提示することで、読み手は一気に現実的に実行を検討し始めます。
ここで重要なのは、サービスや商品が導入しやすく、導入することで「実現したら将来が変えれそう」という期待を持たせることです。
例
ではプログラミングを学ぶにはどうすればよいか?結論、スクールを利用しながら独学でも学ぶのがベストです。というのも一般的なスクールは〇〇ですが、〇〇なら自分で勉強して分からない部分だけ専門の講師に聞けるので料金的にも安く抑えることができ、時間の調整もしやすいので忙しいサラリーマンのスキルアップにもってこいです。
理由をより納得させるために、できるだけ具体的な事例を出し、読み手に視覚的イメージをさせましょう。
結論
最後の結論は「まとめ」的な役割を果たします。
冒頭に提示した結論に至る理由を述べ、それを実現する具体例を提示したことによって、今一度この結論は正しいということを植え付けて読者の信用を得ます。
またまとめに至るまでが論理的な展開を経ているので読み手に結論を否定されにくく、結果肯定的な印象を与えることができます。
例
以上のように、働きながら将来のIT人材不足に向けて今のうちから勉強しておけば、いざ自分が今の仕事で働けなくなってもつぶしが効きます。空き時間を有効利用してプログラミングをマスターしちゃいましょう。
ってな感じですね。
冒頭で述べた結論を再度強調して、主張を印象づけます。
PREPの法則の特徴まとめ
PREP法はあらゆる基礎となるフレームワークですが、難しい話をシンプルに伝えたい時などビジネスシーンのプレゼンなどでも多用されます。もちろんブログにおいても使用できます。
BEAFの法則
「BEAFの法則」は紹介している3つのフレームワークの中でも、既に気になっている商品・サービスがある読み手に対して一番刺さりやすいフレームワークです。
アマゾンや楽天などのECサイトでもよく見られる形なので、イメージしやすい人も多いでしょう。
そのわかりやすい構成から、特に商品レビュー系ブログを運営する人に相性が良いと言えます。
- ベネフィット(購入メリット)
- エビデンス(論拠)
- アドバンテージ(競合優位性)
- フィーチャー(機能や特徴)
こちらも具体例と一緒に見ていきます。
ベネフィット(購入メリット)
商品を購入したり、サービスを受けるメリットを魅力的な写真やテキストにて訴求。
ここでは読み手が商品やサービスの恩恵により得られるであろう未来を直観的に想像させることが大事です。
例
この掃除機を使用することで今までとれなかった猫の毛も吸引できて、家の掃除がとても楽になりました。
自分で撮影したオリジナルの写真を使用することで、主張がより信憑性が増します。
エビデンス(論拠)
購入メリットを伝えても、それが本当なのかどうかを読み手は必ず疑います。
根拠がない記事を読み手は決して信用しません。
なので根拠として他人のレビューや統計データなどで「ベネフィット」で主張した効果の裏付けをします。
例
というのも、この掃除機はパワーがそこらの掃除機とは段違い。元々駅のホームや公共施設など約○○箇所に納品している業務用メーカーなので、一般家庭用の掃除機では吸えないゴミもきっちり取れるんです。
使用している素材や他人の体験談、既に導入している事例など、客観的根拠が刺さります。
アドバンテージ(競合優位性)
「アドバンテージ」では、紹介する商品が類似商品やサービスと比べてどれだけ優れているかをアピールします。
また、「ここでしか購入できない」「生産数が限定である」などの付加価値があればさらに読み手の興味を引き出すことができます。
要はこの商品を買わないと損をする、と読み手に感じさせ差別化をすることが重要です。
例
ちなみに〇〇と同価格帯の掃除機である△△は値段も倍以上するにも関わらず、吸引力は〇〇の同等以下。しかも△△は先端構造上ペットの毛を吸引しにくく、結局仕上げは手作業になってしまうのでどちらが得か一目瞭然ですよね。
表組み形式や図解にして、他社製品と比べて優っている点ははっきりするのも良いと思います。
フィーチャー(機能や特徴)
BEAFの法則の最後「フィーチャー」では商品の特性を今一度浮き彫りにして購入の後押しをします。
また後押しを加速させる方法として、購入特典や期間限定キャンペーンなどがあれば積極的にアピール。
「欲しいけど、今すぐ買う必要はない」と考える読み手に対して、「どうせ買うなら今買わないと損する」という心理を植え付けることが成約への近道となります。
例
今〇〇を購入すると、先着100名様にさらに掃除が楽になるアタッチメントをが無料でもらえます。家のお掃除の効率化にお困りの方は、今すぐ購入すると断然お得。
クロージングを曖昧にすると、読み手は行動をためらい成約率が下がるのでしっかりPRしましょう。
BEAFの法則の特徴まとめ
BEAFの法則は商品のLPやECサイトでの商品紹介によく使われるフレームワーク。購入メリットがわかりやすいので、ブログにおいても商品紹介レビューを書く時におすすめです。
セールスライティングですべき「3つのNOT」の排除
セールスライティングの形を学んだところで、もう一つ重要な人間の心理を理解しておきましょう。
人間は元来めんどぐさがりで、現状を変えることにとてもストレスを感じます。
実際、未知なことや新しいことに対して懐疑的で慎重にな態度になりますよね。
具体的には、
- 読まない(not read)
- 信じない(not believe)
- 行動しない(not act)
これら人間の新しい物事に対する「3つのnot」の概念を崩すことが大事。
順に解説します。
NOT①:読まない
日々多くの情報に触れている私達は、退屈な文章を書いていては読んでもらえません。
なので読者の興味関心を引く事が重要ですが、一番簡単な方法は読者が「おっ!」っとなる言葉を使うことです。
たとえば、
- 「いまだけ無料!」
- 「〇〇様限定!限定」
- 「たった〇〇だけで」
- 「これを知らないとヤバい!〜」
- 「2022年最新版」
今すぐ読みたくなる興味関心を引くキーワードを使うことで、読まない壁を取り除くことができます。
まず読んでもらうためには、インパクトがあって心を揺さぶるキャッチコピーが必要ということです。
NOT②:信用しない
自分に置き換えてみるとわかると思いますが、知らない人の意見ってなかなか信用しにくいです。
初見の人に信用してもらうには、自信を持って表現する事。
・「ブログで成功する一番の近道は、継続する事だと思います。」
・「正しく作業すれば30記事で収益化することも可能かもしれません。」
こんな、いかにも自信なさげなこんな文章だったら「ほんとに稼げるの?」ってなりませんか?
文章において、信頼を得るには自信を持って断定するのが基本です。
「〜だと思います」「〜かもしれない」は自身のなさの表れになるので多用しないようにしましょう。
NOT③:行動しない
人に行動してもらうには、商品やサービスの良さを語るだけではダメ。
先にも伝えたように人間は元来ナマケモノなので、相応のメリットや緊急性がなければ行動しません。
わかりやすい例でいうと「アマゾンブラックフライデー」や「楽天スーパーセール」です。
両者とも普段は高いモノが安く買えるメリットと期間限定なので買わないと損をする、と思わせる企画。
普段なら必要ないと思っていたものをついつい楽天セールで買ってしまった経験は誰にでもあるでしょう。
商品を手に入れた後の快適な生活や夢を語り、読者の後押しをしてあげることで行動を正当化することによりアクションを促します。
セールスライティングテクニックを使う
これまでに紹介した3つのフレームワークは形こそ違えど本質はすべて同じです。
次はどのセールスライティングにおいても使える、売れるライティングテクニックを整理しましょう。
- 解決策のための商品必要性を説く
- 商品ベネフィットを提示する
- メリットデメリットを明確にする
- 今買うべき理由を提示する
- 最低限の商品詳細を載せる
- 他人のレビューを引用する
- 自分の体験談を紹介する
- 他の同類製品と比較する
- 商品でなく未来を売る
上記のテクニックはどれもセールスに必要不可欠で、読み手の感情を揺さぶるのに必要な手法です。
順番に詳しく説明します。
問題解決のための商品の必要性を説く
お悩み解決系の商品の場合、なぜその悩みが発生しているのか、まず問題を明らかにして現状を打開するための商品・サービスの必要性を説きます。
PASONAの法則でいうところの「問題提起」がこれにあたり、何が問題点なのかはっきりとさせることで読み手に危機感を与えることができます。
現状を分析して問題提起から解決策を提示する方法は、プレゼンなどでもよく利用される手法です。
商品ベネフィットを提示する
商品・サービスを紹介するときは、必ず商品を導入した場合のベネフィット(利点)をはっきり提示します。
BEAFの法則の「商品ベネフィット」の提示がまさにこれで「そんなの当たり前だろ」と思われがちですが、書き手の独りよがりな文章だと意外にベネフィットがあいまいになる場合があります。
自分は分かりきっていたとしてもベネフィットは読み手全員が理解できるよう明示することが大事です。
メリットデメリットを明確にする
商品を売ろうとするとメリットばかりを伝えたくなりがちですが、顔も知らない人から商品を買ってもらう場合、メリットばかり主張していては信用が得られません。
WEB上でテキストと写真のみの訴求だからこそ、より詳しくリアルに伝える必要があります。
完璧な商品はほとんど存在しないので、必ずメリットと一緒に正直にデメリットも伝えるようにしましょう。
BEAFの法則のように商品レビューの記事ではデメリットをさらけ出すのが特に重要です。
今買うべき理由を提示する
期間やターゲットを限定したメリットを提示して、「今買わないと損をする」と読み手に思わせると人は簡単に行動にシフトします。
人の心理は「得したい」という気持ち以上に「損をしたくない」という気持ちが強いので、少し大げさなぐらいに読み手の背中を押してあげると良いです。
問題提起から危機感をあおる「PASONAの法則」のアクション段階では特に意識しましょう。
最低限の商品詳細を載せる
具体的な商品やサービスであればあるほど、商品の最低限の機能やスペックを知らる必要があります。
ただし細かすぎるただの情報羅列はNG。
独自の視点を入れるなど、公式ページに記載されている情報の単なる羅列にならないように工夫しましょう。
商品紹介で使いやすい「BEAFの法則」では少し詳しめに載せると効果的です。
自分の体験談を紹介する
ブログを訪れている読み手にとって一番知りたいのは、「あなたはこの商品をどう感じたのか」という点です。
いくら商品について詳しく情報を羅列しても、筆者の体験談がなければ公式サイトやメーカー、つまり商品開発者からの発信と何ら変わらないので、商品が本当に良いのかどうかの判断基準になりません。
商品レビュー記事を書く時は、1ユーザーとしての使用感を良い点も悪い点も忖度なく伝えるようにします。
公式サイトでは分からない商品の特性や気づきを体験談として発信できればベストです。
他人のレビューを引用する
アマゾンや楽天、食べログなどで多く目にする口コミ。
大勢の人が使用して良いと言っている製品は、さらに良い口コミが増えていきますよね。
バンドワゴン効果といわれるもので、人間は他人が持っている者を欲しくなったり、流行に乗り遅れたくないという心理が働きます。
バンドワゴン効果(バンドワゴンこうか、英: bandwagon effect)とは、ある選択肢を多数が選択している現象が、その選択肢を選択する者を更に増大させる効果。「バンドワゴン」とは行列先頭に居る楽隊車であり、「バンドワゴンに乗る」とは時流に乗る・多勢に与する・勝ち馬に乗るという意味である。
Wikipedia
ブログで商品を紹介する際は、前述の筆者の体験談だけでなく「ほかの人達も既に使って楽しんでるよ」という事実を知らせることで、自分の体験談の信憑性もアップします。
世の中のあらゆるトレンドもバンドワゴン効果から作り出されています。
他の同類製品と比較する
何かの商品の購入を検討するときに、人は必ず同類製品を探して特徴や値段を比較検証します。
なのでブログで商品を紹介するときに読み手の代わりに類似製品をピックアップして、この商品が他と比べていかに優れているかの優位性を説くことで格段にコンバージョンしやすくなります。
優位性を説明するときは、販売元(国産かどうか)や効果の実証データなどを添えるとより効果的。
それぞれの商品の特徴を表や図を駆使して見せてあげると読み手も理解しやすいです。
商品ではなく未来を売る
人間は現在の生活に何らかの不満や危機感があって、その現状を打開したいと感じた時こそ一番行動を起こしやすい習性があります。
よって商品を紹介する際は、手にすることで現状の不満を解消し、今より快適な生活が送れる未来を想像させること意識しましょう。
読み手に自分のことと共感させることができれば、価格は二の次。
明らかに高品質であったり長く使えることが分かれば、多少高くても買いたい人は必ず一定数存在します。
テレビでよく見かけるハウスメーカーのCMなんかはまさに象徴的。値段についてはほぼ触れず家を買うことで実現できるライフステージを見せていますよね。
セールスライティングを学ぶ方法は?
セールスライティングの重要性は理解できたと思いますが、セールスライティングはこれまで見てきた通り、かなりロジカルなものです。
実際にどうやって身に付けるのか気になるところでしょう。
結論を言うと、「既に成功している人から正しい手法を学んでアウトプットする」のが正解です。
方法論としては主に以下の3つがあります。
- プロに添削を頼む
- セールスライティングの書籍で学ぶ
- 情報教材で学ぶ
それぞれどのような特徴があるのか説明します。
プロに添削を頼む
ますひとつは、プロのWEBマーケターにコンサルを頼み記事を添削してもらう方法です。
自分よりライティング能力が高く、SEOにも詳しい人に見てもらうことは普段客観的に自分の記事を見る機会がない人にとって勉強になります。
ただしコンサルには数十万円という高額な費用にもかかわらず中身が全くない詐欺まがいのものもあるので、個人的にはあまりおすすめしていません。
どうしてもコンサルを頼みたい場合は、本当にお金を払う価値のある人なのか、しっかり調べてから決断しましょう。
ツイッターで見かける無料添削企画などを利用するのは良いですね。
セールスライティングの専門書で学ぶ
セールスライティング手法を学ぶための最も手っ取り早く効果的なのは、日本の著名なライターや世界の有名なマーケター書いている専門書で学びアウトプットすることです。
何冊か読んでおくとセールスライティングへの理解が深まります。
DAIGOさん著書「人を操る禁断の文章術」は特におすすめ!
また、マーケティングやライティングに特化した専門書を多く出版しているダイレクト出版の書籍もおすすめ。
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情報教材で学ぶ
個人的には「情報教材」を活用するのも全然ありだと考えます。
ちなみに「情報商材」ではなく、しっかりとした「HOW TO」を教えてくれる「情報教材」です。
私が購入して学んでいるのは宇崎恵吾さんの「The Million Writing(ミリオンライティング)」という約200ページで構成されたPDFファイルで、「売るためのライティング」に必要な成約の原則と人間心理の原則から説明した理論本です。
ただ「ミリオンライティング」はどちらかといえばライティング技術というよりも、「コピーライティングとはそもそもどうあるべきものか」という原理原則を解説した辞書的存在。
よって、個人的には文章を全く書いたことのない人にはちょっとハードルが高い印象があります。
逆に、以下に当てはまる人にはかなり強力な武器となるでしょう。
- 基本的な文章力を備えている人
- ブログ記事を書き始めたアフィリエイト初心者
- 自分のセールスライティングに不安がある人
- 成約は取れているけど安定しない人
私が「ミリオンライティング」を購入した一番の理由は、なんとなく文章を書いている自分に不安を覚えたからで、書いたブログ記事を見直す時にコピーライティングの原理原則を満たしているかをチェックするのに使用しています。
ミリオンライティングには巻末に44のチェックシートが付いていてこれが便利なんです。
「ミリオンライティング」をセールスライティングではなくコピーライティングの教材と紹介しているのも、単純な「読み手を煽って売る」ためのものではなくライティングそのものを学ぶ教材だから。
成約と人間心理の原則がしっかりと学べる「ミリオンライティング」は、売る商品が明確なレビュー記事などに向いていると感じます。
▶︎さらに「The Million Writing(ミリオンライティング)」詳しく知りたい人はこちら。
稼ぎたければセールスライティングをマスターしよう
セールスライティングは1日2日で習得できるものではないので、今回紹介した内容を意識して文章を書く練習をしましょう。
最後におさらいです。
- セールスライティングに適した文章構成を理解する
- 読み手の「3つのnot」を取り除く
- 売れるライティングテクニックを使う
- 専門書や情報教材で学ぶ
今回は以上になります。
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